週4音読率【20%→80%】に!習慣化をかなえた魔法の紙!

こんにちは!英会話講師のmanamiです!

私は以前こども英会話教室で勤務していました。

レッスン後には

音読練習してきてね!

とこどもたちに声掛けをしていましたが

音読してなーい!
めんどくさーい!

とほとんどの子がやってこない状況。

さらに保護者の方からも

うちの子、音読の宿題やらないんです。なんとかしてもらえませんか?

と相談を受ける始末。

これはマズイ!と思い、試行錯誤の末、1枚のプリントを作成しました。

するとそれまで60人中10人ほどだった音読率が50人までUP!

20%→80%になったのです!

音読が習慣化したことで、

先生!音読してきたよ!すごいでしょ!

とこどもたちはイキイキ!

レッスン中の発話数も増えました。

さらに、音読習慣を始めてから半年後のテストではほとんどの子が成績UP!

この記事では、そんな習慣化をかなえた魔法の紙をご紹介します。

記事の最後には数種類を添付してあります。

気に入ったら使ってみてください。

音読率UP!魔法の紙とは

魔法の紙とは、脳科学の仕組みにもとづき、ムリせず学習が習慣化するように作られた紙のこと。

魔法の紙の使い方
  • 音読練習をした日は✓マークを付ける
  • 1週間で4つ以上✓がつけられたらシールGET

ルールはこれだけ。

写真は初期のシートで8週間で完走できるようにしました。

みんな忘れずに音読できているのがわかりますね。

なかには毎日やってくる子もいました。

1番うれしかったのは、8週間が終わる頃に

もう終わり!?もっと続けたーい!

と子どもたちからたくさんのリクエストがあったこと!

それから退職するまでずっと継続していました。

では、なぜこんな紙1枚で、80%の子どもがやる気になったのでしょう?

そこには3つのワケがあります。

音読を習慣化できた3つのワケ

  1. 週4回と決められている
  2. やったことが見える
  3. 空白を埋める快感がある

週4回と決められている

魔法の紙は、週4回以上行うとシールがもらえる仕組みになっています。

この「週4回」がポイント!

実は、わたしたちがなにかの習慣を身につけたいときは「週4回以上行えば習慣化しやすい」ことがわかっています。

週に4回以上ジムに通っていた人たちは、運動が習慣化される確率が大きく跳ね上がるという結果が出ていました。逆に、それよりも少なくなると、運動が習慣化される確率が大きく下がるということでした。

【6週間で挫折激増】週何回で続ければ習慣化するか判明【ビクトリア大学】 (daigoblog.jp)

考えてみると、私たちが普段「習慣」としている行動は、どれも週4回以上行っていることですよね。

一度にたくさんではなく、少しでもいいから週4回行う。

このことこそ、子どもたちの習慣化をかなえてくれたのです。

やったことが見える

魔法の紙は、音読練習をした日に✓マークをつけることなっています。

実は✓マークで「やったことが目に見える」ことがポイント!

なぜなら人は、ものごとが前に進んでいると感じたときにやる気が高まるようにできているから。

このことがわかる実験が2010年に行われました。参加者たちは次のどちらかのスタンプカードをもらいます。

  • コーヒーを10杯買ったら無料で1杯もらえる
  • コーヒーを12杯買ったら無料で1杯もらえる(ただし、すでに2個スタンプが押してある

どちらのグループ方がよりやる気になって無料のコーヒーをもらおうとしたのでしょうか。

結果は、すでにスタンプが2個押してあるグループのほうがスタンプをためるスピードが速かったのです。

たとえやることは同じでも、すでに2個スタンプが押してある、つまり前に進んでいるという感覚が人にやる気を与えたのです。

英語学習は特に成果が目に見えにくく、ただ練習するだけでは前に進んでいる感覚が持てませんよね。

「✓をつける」というカンタンで単純な作業でやったことが見える化し、子どもたちに前に進んでる感覚を与えました。

結果的に習慣化につながったのです。

空白を埋める快感がある

魔法の紙は、決められたスペースにシールを貼る仕組みになっています。

この「空きスペースにシールを貼る」ことがポイント!

実は、私たちの脳には
「空白を埋めたい!埋めると快感!」という欲求があります。

あなたもこんな経験ありませんか?

  • 部屋の片づけをしてスッキリしたスペースが、すぐにほかのもので埋まっていた。
  • 急にヒマになった時間は予定を入れたくなる。
  • 完成間近のパズルはムリしてでも終わらせたくなる。

これらはすべて空白を埋める快感からの行動です。

つまり、シール用にスペースが空いていると、そこを埋めたいと思って音読練習に取り組むようになるのです。

以上、魔法の紙で習慣化できた3つのワケを解説しました。

学習習慣は気合いではなく、脳の仕組みを味方にすることが大切なのです。

魔法の紙はこちらから

✓マークを付けるだけのシンプルなものはこちら。

ぬり絵バージョンはこちら。

こどもだけでなく、大人でも効果は絶大です!

英語学習が習慣化しなくて困っているなら、1度ダマされたと思って魔法の紙を使ってみてください。

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