【すぐ使える】英語の挨拶22パターン!カジュアルからビジネスまで

こんにちは!英会話講師のmanamiです!

How are you?しか知らないけど英語の挨拶ってどんなものがあるの?

挨拶されたらI’m fine, thank you.としか返せなくてもどかしい。

こんな風に思いませんか?

それももそのはず。

日本語には挨拶のフレーズが少なく「あ、どうも。」くらいで終わらせることも多いですよね。

一方英語には場面に応じた挨拶フレーズが数多くあります。

挨拶が会話のきっかけにもなるため、ズレた返事をしてしまうと印象を悪くする可能性も。

この記事ではさまざまな場面で使える英語の挨拶を例文付きでご紹介します。

もう英語の挨拶が怖くなくなりますよ!

自分から相手に挨拶するときの英語

まずは自分から相手に話しかけるときのフレーズを5つご紹介します。

  1. How are you?
    調子はどうですか?
  2. How’s it going?
    調子はどう?
  3. How’s everything?
    最近どう?
  4. How’s life?
    最近どう?
  5. What’s up?
    元気?

1つずつ見ていきましょう!

How are you?

日本人におなじみの「調子はどうですか?」のフレーズ。

少しフォーマルな印象もあるので、友だちだけではなく、上司やビジネス関係の人に対しても使えます。

Hi! How are you?
(調子はどうですか?)

Pretty good! Thanks, and you?
(とても元気です。あなたは?)

How’s it going?

How is it going?を短くした言い方で「調子はどう?」の意味になります。

How are you?よりも少しカジュアルな印象で家族や親しい友だちはもちろん、いつも顔を合わせる職場の同僚にも使える便利なフレーズです。

単語同士をつなげて「ハウズィットゴーイン」のように言うとナチュラルです。

Hey! How’s it going?
(やぁ!調子はどう?)

Nothing much. How are you?
(特になにも。あなたは?)

How’s everything?

直訳すると「すべてはどう?」という意味。

相手の体調や仕事、プライベートなどあらゆることを含めて「最近どう?」と質問できます。

カジュアルな表現なので、家族や友だちなど親しい人に対して使いましょう。

似たフレーズとしてHow are things?もあります。

Hi! How’s everything?
(最近どう?)

I’m getting by. I’m busy as usual.
( なんとかやってるよ。相変わらず忙しいな。)

How’s life?

直訳すると「人生はどう?」という意味。

おおげさに聞こえるかもしれませんが、そんなことはなく、気楽に「最近どう?」と尋ねるフレーズです。

こちらもカジュアルな表現なので、家族や友だちなど親しい人に対して使うとよいでしょう。

似た意味のフレーズとしてHow’s life treating you?もあります。

How’s life?
(最近どう?)

Well, I’ve been all right.
(うーん、元気だよ。)

What’s up?

「やぁ!」や「元気?」という意味のとてもカジュアルなフレーズ。

親しい友人に対して使いましょう。

このフレーズは返事がユニークで「What’s up? (やぁ!)」とリピートで答えることもできます。

Hey! What’s up?
(やぁ!)

What’s up?
(やぁ!)

注意

What’s up?には「どうしたの?なにかあった?」と心配の意味もあります。状況に応じて判断しましょう。

What’s up? You look pale.
(どうしたの?顔色が悪いよ。)

Actually, I broke up with my boyfriend yesterday.
(実は昨日彼氏と別れたんだ。)

相手の挨拶に答えるときの英語

相手から挨拶されたと、つい「I’m fine. 」と答えがち。

でも実際の会話では「I’m fine. 」はあまり使われません。

ここでは気分に合った8パターンの返事フレーズをご紹介します。

  1. Couldn’t be better.
    絶好調です
  2. Pretty good.
    まあまあ元気です
  3. I’m good.
    元気です
  4. Nothing much.
    特になにもないです
  5. Same as usual.
    相変わらずです
  6. I’m getting by.
    なんとかやってます
  7. I’m not so good.
    あまりよくないです
  8. I feel awful.
    最悪です

1つずつ見ていきましょう!

Couldn’t be better.

直訳すると「これ以上よくなることがない」という意味で「絶好調です」というフレーズ。

一見、カジュアルな表現に見えますが、フォーマルな場面や職場でも使えます。

読み方は「クドゥンビベラー」のようになりbetterを強調して上げ調子に発話すると、より元気な雰囲気が伝わります。

How’s it going?
(調子はどう?)

Couldn’t be better! I’m going on a date tonight!
(絶好調だよ。今夜デートなんだ。)

Pretty good.

good(よい)の前に副詞pretty(まあまあ)をつけて「まあまあいいです」というポジティブなフレーズ。

副詞のprettyは程度の幅が広く、文脈によっては「かなり」という意味にもなります。

そのため、pretty goodを「とてもよい」と勘違いする人もいますが、挨拶でのprettyは「まあまあ」の意味だと覚えておきましょう。

ちなみに私は「あんまり元気がないけど心配されたくない」ときにこのフレーズをよく使っています。

相手にはできるだけポジティブな印象を与えたいものです。

Hey! How are you?

Pretty good, thanks! How about you?
(まあまあかな。あなたは?)

注意

形容詞のprettyは「かわいい・きれいな」という意味になります。
例)She has pretty voice.
 (彼女はかわいい声です)

I’m good.

日本人のI’m fine. の感覚にもっとも近いのがこのI’m good. (元気です)というフレーズ。

とてもシンプルでどんな場面でも使えます。

ただI’m good.だけだと端的すぎて、言い方によっては「会話したくないのかな?機嫌悪いのかな?」と思われる可能性も。

最後に感謝(thanks)と聞き返し(And you?)をつけると雰囲気よく伝わるでしょう。

似た意味のフレーズとして、I’m doing good. (元気にやってます)もあります。

How’s it going?
(最近どう?)

I’m good, thanks! And you?
(元気です。あなたは?)

Nothing much.

「特になにもない」「変わりはない」という意味のフレーズ。「別に」というニュアンスがあるので、家族や親しい友だち、普段よく会う会社の同僚などに使うといいでしょう。

Hey! How’s life?
(やぁ!最近どう?)

Nothing much. I’m doing all right.
(別に。いい感じだよ。)

Same as usual.

「いつもと一緒」「相変わらず」という意味のフレーズ。

カジュアルな場面だけでなく、職場の上司や社外の人など、フォーマルな場面でも使えます。

ただ、「いつもと同じ」なので、普段関わりのない初対面の人に使うと少し違和感があるかもしれません。

How’s everything?
(最近どう?)

Same as usual. Go to work, play games, drink a lot!
(相変わらずだよ。働いて、ゲームして、飲んで

I’m getting by.

「get by」は「(大変だけど)なんとかやっていく」という意味で「まぁ、どうにかやってるよ。」と良くも悪くもない雰囲気を伝えられます。

明言を避けて謙遜するこの表現は、日本人らしくて使いやすいと感じる人が多いでしょう。

ただ、あまりネガティブに伝わらないよう、笑顔で軽く伝えるのがコツです。

What’s up?
(元気?)

I’m getting by. I still feel new to my job. 
(なんとかやってるよ。まだ職場には慣れないね)

I’m not so good.

「あまりよくない」と少しネガティブな気持ちを伝えられるフレーズ。

カジュアルでもフォーマルな場面でも使えます。

ただ、初対面の人や、まだあまり関係性ができていない人には使わない方がいいです。

なぜなら人は「明るい」ところに集まるもの。

不必要に相手にネガティブな印象を与えてしまうのはもったいないです。

話を聞いてほしい相手にだけ使うようにしましょう。

Hey! How’s it going?
(やぁ!最近どう?)

Actually, I’m not so good. I think I caught a cold.

(実はあまりよくないんだ。カゼひいたみたい。)

I feel awful.

「最悪な気分だ」と強いネガティブ感情を伝えられるフレーズ。

この表現は「最悪な気分の理由を聞いて!」という会話のスタート合図のようなものでもあります。

そのため、話を聞いてほしい親しい関係の人だけに使うようにしましょう。

awfulをterribleに変えることもできます。

What’s up? You seem a little down.
(元気?なんか元気なさそうだね。)

I feel awful. I just got fired.
(最悪だよ。会社をクビになった。)

久しぶりに会ったときに使える英語の挨拶

久しぶりに会ったときに使える8パターンの挨拶フレーズをご紹介します。

  1. Long time no see.
    久しぶりですね
  2. It’s been ages.
    久しぶりですね
  3. Good to see you again.
    またお会いできてうれしいです
  4. How have you been?
    元気にしてましたか?
  5. What have you been up to?
    最近どうしてましたか?

1つずつ見ていきましょう。

Long time no see.

「久しぶり」といえばコレ!のフレーズ。

家族や友だちとのカジュアルな場面でも会社の上司や同僚とのフォーマルな場面でも使えます。

ただ、Long time no see.だけで終わることはあまりなく、そのあとにHow have you been? (どうしてた?)と相手に質問するのがスマートです。

ぜひセットで覚えましょう。

答え方の例
  • I know.
    そうですね
  • Yes, it’s been a while.
    はい、しばらくぶりですね

It’s been ages.

こちらも「久しぶり」の典型的なフレーズ。

カジュアル場面でもフォーマルな場面でも使えます。

agesはage(年)の複数形で「エイジズ」のように読みます。

こちらも、Long time no see.と同様、そのあとに相手に質問すると会話がスムーズです。

ぜひHow have you been? (どうしてた?)とセットで覚えましょう。

答え方の例
  • I know.
    そうですね
  • Yes, it’s been a while.
    はい、しばらくぶりですね

Good to see you again.

「久しぶりに会えてうれしい」というポジティブな気持ちを全面に伝えられるフレーズ。

カジュアルな場面だけでなく、上司や同僚、取引先の人とのフォーマルな会話でも使えます。

答え方の例
  • You too.
    私もです
  • Likewise.
    同じくです
  • Same here.
    私もです

How have you been?

「最近どうしてました?」という意味のフレーズ。

How are you?の久しぶりバージョンとして、挨拶の一言目で使うこともできます。

こちらもカジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使えます。

beenを強く上げ調子で読むとナチュラルに聞こえます。

答え方の例
  • I’ve been great.
    とても順調です
  • I’ve been good.
    元気です
  • I’ve been O.K.
    まあまあです

What have you been up to?

こちらも「最近どうしてました?」というフレーズですが、How have you been?とのちがいは、会っていない間どう過ごしていたか?を具体的にたずねているところ。

そのため、答えるときは、最近していること軽く伝えるとよいでしょう。

答え方の例
  • I’ve been studying hard.
    勉強がんばってます
  • I’ve been busy with life.
    忙しくしています
  • Things have been going well. 
    順調です

ビジネスシーンで使える英語の挨拶

ビジネスシーンで使える5パターンの挨拶フレーズをご紹介します。

  1. It’s a pleasure to meet you.
    お目にかかれてうれしいです
  2. I‘m pleased to meet you.
    お会いできてうれしいです
  3. Thank you for your time today.
    お時間をいただきありがとうございます
  4. I’m glad to see you again.
    またお会いできて光栄です

It’s a pleasure to meet you.

Nice to meet you. (はじめまして)を丁寧にしたフレーズ。

ビジネスの場や目上の人などに初めて会ったときに使います。

It’sを省略してPleasure to meet you.としても使います。

pleasureはプレジャーと読みましょう。

答え方の例
  • It’s a pleasure to meet you, too.
    こちらこそはじめまして
  • You, too.
    こちらこそ

I’m pleased to meet you.

こちらもNice to meet you. (はじめまして)を丁寧にしたフレーズで、初めて会えてうれしい気持ちを丁寧に伝えられます。

ビジネスの場や目上の人などに初めて会ったときに使いましょう。

I’mを省略してPleased meet you.とすることもできます。

pleasedはプリーズドゥと読みましょう。

答え方の例
  • Me too.
    わたしもです
  • Pleased to meet you, too.
    こちらこそうれしいです

Thank you for your time today.

「本日はお時間をいただきありがとうございます。」と時間を作ってくれた相手への感謝を伝えるフレーズ。

はじめましての挨拶を交わしてから伝えるとスムーズです。

答え方の例
  • Sure.
    もちろんです
  • My pleasure.
    お役に立てて光栄です
  • No problem.
    とんでもないです

I’m glad to see you again.

「またお会いできて光栄です」と2回目以降に会ったときに使えるフレーズ。

またIt’s を主語にしてIt’s great to see you again. とすることもできます。

答え方の例
  • I’m glad to see you again, too. 
    こちらこそうれしいです
  •  It’s my pleasure to see you as well.
    こちらこそうれしいです

まとめ

以上、22種類の挨拶をご紹介してきました!

英語の挨拶は想像以上にたくさんあったのではないでしょうか。

英語話者にとって挨拶は会話スタートの合図。

「これなら使えそう!」と思えるフレーズを2・3個覚えて、実践で使ってみましょう。

その後の会話がスムーズになることまちがいなしです!

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