こんにちは!
子ども英会話講師のmanamiです!

ディズニー英語システムってよく聞くよね!うちの子、ディズニー好きだし話せるようになるかも!

ちょっと待って!
その気持ちで始めると後悔します!
実はディズニー英語システムは挫折し後悔する人が多い教材。
その証拠に「ディズニー英語システム 中古」と検索してみてください。
出品数の多さにおどろきますよ。
ではなぜディズニー英語システムは後悔する人が多いのでしょう?
その理由は続けられない5つの要素がそろっているから。
この記事では「ディズニー英語システムが後悔する5つの理由」と「後悔しない英語学習法5つのポイント」を解説します。
この記事を読み終えるころには、お金も時間もムダにしない英語学習法がわかります。
ディズニー英語システムとは

ディズニー英語システムとは「おうちで遊ぶだけで自然と英語が身につく」をコンセプトにした自宅用教材セットのこと。
そのセット内容はおどろくほど充実しています。
- 絵本
- トークアロング
カードを機械に通すと発音をする教材 - ストレートプレイ
絵本の内容を映像化したDVD - ステップバイステップ
絵本のレッスンを具体的に進めてゆくためのDVD - 棚
- プレイアロング
おもちゃ16種の入った体験型教材 - シングアロング
130曲入った教材 - ミッキーマジックペンセット
絵本やカードにタッチすると発音するペン - Q&Aカード
100枚の質問カードと2500のフレーズが収録 - レッツプレイセット
工作やお絵描きができる教材
さらに、教材を正規購入した家庭は「ワールド・ファミリー・クラブ」に入会でき、さまざなサポートが受けられます。
- テレフォン・イングリッシュ
週1回、3~5分先生と電話で話せる - 週末イベント
- 国内宿泊イベント
- 海外イベント
- 無償で修理・交換できる特別保証制度

うわぁー!すごい!
これなら話せるようになりそう!
これだけ充実したセット内容に加え、キャラクターがあのディズニーなら、上達は保証されたと思いますよね。
ただし、そこには購入時には決して気づかない「後悔する理由」が隠れているのです。
ディズニー英語システムは後悔する5つの理由
- とにかく金額が高い
- 子どもが興味を示さなくなる
- 想像以上に親の努力を要する
- 上達に必要なアウトプットの場がない
- 仲間がいない
ここから1つずつ詳しく解説していきます。
とにかく金額が高い

ディズニー英語システムのワールド・ファミリー・パッケージ(フルセット)の正規料金は、会員価格で981,200円、一般価格は1,003,200円です。
また「ワールド・ファミリー・クラブ」の入会には別途費用ががかかります。
- 入会金:25,000円(税込)
※教材購入時に同時に入会すると免除 - 月会費:3,410円(長子19ヶ月以上)
1,320円(長子18ヶ月まで)
これだけではありません。
各種イベントは毎回2,000円~3,000円かかります。
つまり10年続けた場合、
かかる費用は総額150万~200万!
大手子ども英会話教室が年間約10万円(月謝・教材費)かかるので、およそ倍の金額です。

でも高いからこそ、子どもにしっかり取り組んでもらおうとするんじゃない?

その考えが子どもを英語嫌いにするかもしれません。
「高い金額を払ったからなんとしても身につけてほしい」と思うのは親のエゴ。
子どもが楽しんでいるうちはいいのですが、興味がなくなってからも続けさせられることは子どもにとってストレスでしかありません。
実際、イヤがる子どもに続けさせたことが原因で英語嫌いになった子もいます。
このように、高額な教材はのちに後悔をまねくことにつながるのです。
子どもが興味を示さなくなる

ディズニー英語システムを始める親が見落としがちなポイントの1つに、子どもの興味は変化するという事実があります。
たとえスタート時に

うわぁーい!ミッキー大好き!英語やりたい!
とハイテンションの子でも、しばらくすると

またミッキーやだぁ!ちがうの見たーい!
とあの頃がウソのようになるケースは多いのです。
「そんなはずない」と思う方は、あなた自身の3歳・5歳・10歳のころを思い出してみてください。
好きなキャラクター、将来の夢、ハマっていた遊びなど、どれをとっても年齢ごとに変化していましたよね。
つまり子どもの興味の変化は自然なことなのです。
しかしディズニー英語システムを始める親はこの事実に気づいていません。
もしくは「うちの子だけは続けられる」と根拠のない自信を持っています。
そして「今」ディズニーに喜ぶ姿に希望を抱いて始めてしまい、数年後には教材が部屋のすみでホコリをかぶるか、出品されてお別れしているかのどちらかになり後悔するのです。
想像以上に親の努力を要する

ディズニー英語システムの公式サイトには、このような記載があります。
おうちで、お子さまと一緒に楽しんでいただくだけで、大丈夫です。
【公式】「ディズニー英語システム」(DWE)|子供・幼児英語教材|ワールド・ファミリー (world-family.co.jp)
正直に言います。
そんな甘いものではありません。
現実は子どもと一緒に楽しめる期間は
最初の1ヵ月だけ。
その後はひたすら親の努力期間になります。
具体的に親が努力しなければならないポイントは3つ。
- 習慣化させる努力
- イヤイヤ期にめげない努力
- イベント参加への努力
1.習慣化させる努力
自宅用教材で1番苦労するのは「習慣化すること」。
特に、興味も感情もコロコロ移り変わる小さい子どもの習慣化には、かなりの労力を要します。
具体的には、テレビはディズニーに支配されるくらいの覚悟を持つこと、仕事や家事で疲れていても一緒に楽しむ精神力を持つこと、そして毎日忘れず取り組み続ける根性を持つこと、これらすべてでしょう。
2.イヤイヤ期にめげない努力
ディズニー英語システムを始めると、必ずどこかのタイミングで「イヤイヤ期」に直面します。
そこで「こんなにイヤがるならもう辞めようか」と考えたら後悔まっしぐらです。
たとえイヤがっても

そうだよね。今日はやめてまた今後にしよう!

ママは〇〇ちゃんとディズニーやりたいなぁ。一緒にやろうよ!
このように、ひたすら前向きな姿勢で子どもに寄り添い、めげない気持ちが必要です。
3.イベント参加への努力
各種イベントに参加するためには、申し込み、会場への移動、参加費や交通費の工面などさまざまな努力が必要です。
特に地方にお住まいの方は会場へ行くのも一苦労。
今はコロナ渦でオンラインイベントが増えていますが、それでもイベントの検索、申し込みをするのには自主的な行動力が必要です。
このように、ディズニー英語システムは想像以上に親の努力を要するため、親が疲れてしまい後悔するケースが多いのです。
上達に必要なアウトプットの場がない

ディズニー英語システムはインプット中心の学習法。
たしかに幼児期における大量なインプットは「英語耳」を育てるのに重要です。
ただし、ある程度リスニング力がついてきたらアウトプットも必要になります。
なぜなら知識は口に出すことによって会話力へと変化するから。
会話におけるアウトプットの重要性は第二言語習得論で以下のとおり説明されています。
知識として持っていてもなかなか口から英語が出てこない場合はたくさんあります。ですから、アウトプットさせることによって、自分が持っている知識をスピードをつけて繋ぎあわせることができるようになるということです。
白井恭弘(2012)英語教師のための第二言語習得論入門.大修館書店P.61より引用
さらに、アウトプットは子どものモチベーションを高める1番の方法です。

英語で言えた!
先生がほめてくれた!
この「言えた!通じた!」という感情こそ英語の楽しさを実感させてくれ、次への好奇心になるのです。

でもディズニー英語システムには、テレフォンイングリッシュがあるよね?
たしかに、ディズニー英語システムには「テレフォンイングリッシュ」といって先生と電話で話せるシステムがあります。
ただし、アウトプットとしては不十分。
理由は以下のとおり。
- 週1回1レッスンのみ
- 1回平均3~5分
- 電話は感情が伝わりにくい
- 毎回先生が変わると子どもが慣れない
想像してみてください。
たとえ日本人同士でも、初めての人と電話で話すのって緊張しませんか?
ましてや外国人と英語で。
楽しむどころか聞き取りで精いっぱいになりますよね。
さらに通話時間が短いため、慣れてきた頃にはおしまいです。
これではアウトプットにはなりません。
つまり、ディズニー英語システムにはアウトプットの場がなく会話力が上達しない。
だからこそ意味がないと感じて後悔する人が多いのです。
仲間がいない

ディズニー英語システムは自宅用教材のため、一緒にがんばる仲間を作りにくく、そのことが後悔の原因になります。
なぜなら子どもにとって仲間の存在こそが習いごとへのモチベーションになるから。

でもママやパパと一緒に楽しめれば仲間はいらないんじゃない?
たしかに0~6歳児くらいまでは、ママやパパにベッタリな時期で、仲間は必要ありません。
ただし小学生になると状況は変わります。
親より友だちとの関係が重要になり、仲間の有無がモチベーションに大きく影響するのです。
実際私の教室では、仲良しの友だちがいる子は、ほとんど休まずどんどん上達していきます。
その子の親に上達の秘訣をたずねると

私は全然見てあげてないんです。お友だちがいるから楽しいみたいで、自分から進んで宿題やってます。
と返ってきます。
仲間の存在が上達や継続に与える影響はそれほど大きいのです。
ここまで、ディズニー英語システムは後悔する5つの理由を解説してきました。
意外な発見があったのではないでしょうか?
それではここからは、「後悔しない英語学習法5つのポイント」をご紹介します。
後悔しない英語学習法5つのポイント
- 金額が高すぎない
- 興味を継続できる仕組みがある
- 担任講師がいる
- インプットとアウトプットのバランスがよい
- 仲間ができる

これら全部が叶う学習法ってあるの?

通学型の教室がオススメ!
通学型の教室には担任講師とクラスメイトがおり、子どものモチベーションを維持する仕組みが整っています。
また、今からご紹介する2社は、年齢別に興味が持てる教材を使用していることで定評があります。
ペッピーキッズクラブ

全国に1300教室もある子ども英会話教室。
実は私、現役ペッピーキッズクラブ講師です。
2歳~高校生まで約100人の生徒を担当していますが、みんなイキイキ長く通ってくれています!
ペッピーキッズクラブについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【現役講師がぶっちゃけ!】ペッピーキッズクラブは後悔するの?
シェーン英会話

全国193校、創業40年の老舗英会話スクール。
講師は全員英語を母国語としたネイティブで、ELTA、CertTESOLなど、英語指導の国際資格所持者を採用。
また2020年には「オリコン顧客満足度調査 子ども英語 小学生 低学年」第1位を獲得。
どちらの教室も無料体験レッスンを行っています。
まずは体験してみましょう!
まとめ
ディズニー英語システムは後悔する5つの理由は以下のとおりでした。
- とにかく金額が高い
→フルセットは100万円 - 子どもが興味を示さなくなる
→子どもの興味は変化する - 想像以上に親の努力を要する
→習慣化・イヤイヤ期・イベント参加 - 上達に必要なアウトプットの場がない
→会話力力UPにはアウトプットが必須 - 仲間がいない
→仲間の存在こそモチベーションの源
また、後悔しない英語学習法5つのポイントは以下のとおり。
- 金額が高すぎない
- 興味を継続できる仕組みがある
- 担任講師がいる
- インプットとアウトプットのバランスがよい
- 仲間ができる
そして、これらすべてを叶えるのは通学型の教室。
ペッピーキッズクラブもシェーン英会話も、楽しみながらしっかり英語力をつけてほしいと考える方にオススメの教室です。
お子さまの英語学習が実りのあるものになりますように・・・応援しています!
アウトプットの重要性を教えてくれたのはこの本。
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