【体験談】ポモドーロ・テクニックで人生変わった!その方法とは?

こんにちは!英会話講師のmanamiです!

あなたはポモドーロ・テクニックという言葉ををご存じですか?

今まで勉強を始めても10分で飽きてしまっていた私ですが、ポモドーロ・テクニックに出会ったおかげで毎日3~4時間集中して物事に取り組めるようになりました。

この記事では私の体験をもとに、ポモドーロ・テクニックとはなにか、その効果、方法などを徹底的に解説します!

この記事を読んで実践すれば、あなたも自分の集中力のすごさに感動することまちがいなしです!

ポモドーロ・テクニックとは?

ポモドーロ・テクニックとは、25分の作業時間と5分の休憩をくり返す時間管理テクニックのことです。

イタリア人の起業家で作家でもあるフランチェスコ・シリロ氏によって1980年代に発案されました。

自身の集中力に問題を抱えていたシリロ氏は、集中力が持続する時間を研究。

その際に使われたのがトマト型のキッチンタイマーでした。

ちなみに「ポモドーロ」とはイタリア語で「トマト」の意味を表します。

ポモドーロ・テクニック3つの効果

  1. とにかく集中力が続く
  2. おどろくほど疲れない
  3. 休憩じょうずになる

おー!集中できて疲れ知らず?!

そのとおり!1つずつ解説します!

とにかく集中力が続く

ポモドーロ・テクニックの最大の効果は、なんといっても集中力が続くこと!

なぜならポモドーロ・テクニック中、あなたはシングルタスクになるから。

シングルタスク?なにそれ?

シングルタスクとは1度に1つの作業だけに集中すること

ポモドーロ・テクニック中、やると決めた1つの作業以外のことは一切行ってはいけません。

電話にでる、話しかけられて答える、スマホをチェックするなどもすべて禁止です。

そしてこのシングルタスクこそ、集中力を最大限発揮するためのポイント。

なぜなら人の脳は意識を向ける対象を1つにしぼったときにしか集中できないからです。

そんなことはない!
私は電話しながらパソコン作業できる!

残念ながらあなたが同時にできていると思っている行動は、すべて集中の対象をその都度入れ替えているだけ

たとえば電話をしながらパソコン作業をする場合、電話とパソコンの両方に同時に集中を向けることはなく、電話↔パソコンとこまめにスイッチを切り替えているのです。

そして集中の切り替えこそが脳にとっては負担となり、集中力が発揮できない要因になるのです。

ポモドーロ・テクニックは強制的にシングルタスクにすることとで、あなたの集中力を最大限発揮させてくれます。

え!もう25分たった!?と物足りなさを感じることすらあります!

おどろくほど疲れない

ポモドーロ・テクニックで作業するとビックリするほど疲れません。

その理由は休むタイミングにあります。

ポモドーロ・テクニックでは25分作業したら5分の休憩が入ります。

「そんなすぐに休憩?」と思うかもしれませんが、このこまめな休憩こそ疲れ知らずのポイント。

実は脳が集中し続けられる時間は最大でも50分。

普段あなたが「疲れたー!」と感じるのは身体ではなく脳からの疲労サインなのです。

ポモドーロ・テクニックで25分ごとのこまめな休憩をとることにより、定期的に脳がリフレッシュでき、疲れを知らずで作業に没頭できるのです。

ポモドーロ・テクニックのあとは疲労感ではなく爽快感や達成感が待っていますよ!

休憩じょうずになる

ポモドーロ・テクニックの5分休憩は休み方が決まっています。

その休み方こそあなたを休憩じょうずにしてくれます。

休憩じょうず?どういうこと?

あなたは「休憩」と聞くどんなことをイメージしますか?

スマホチェック、動画を見る、友達と話す・・・残念ながら、これらはすべて休憩ではありません。

むしろ脳を疲れさせる行為です。

なぜならたとえ気分転換のためでも、なにかを見たり聞いたりすることは脳にとっての負担になるから。

入ってきた情報を処理するために脳は絶えず働き続けなければならないのです。

スマホがダメ!?
なら休憩ってなにすればいいの?

「なにもしない」をすることです!

目を閉じる、横になる、外を眺めるなど、ただボーっとすることに徹しましょう。

すると脳は外からの情報に振り回される必要がなくなり、リラックスすることができるのです。

目を閉じて休むと、私たちは周囲の世界に意識を向けなくなります。すると、脳は新しい情報を取り組む必要が消えたせいで余裕が生まれます。

メンタリストDaiGo(2019) 最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法 Gakken

でもこれ、やってみると意外とむずかしい。

ついスマホをチェックしたくなるし、なんだか心がソワソワするしで落ち着きません。

でもそれでいいのです!

今まであなたが知らなかった「なにも考えない能力」を身につけている証拠だから。

ポモドーロのメリットは、単に集中力アップに効くだけでなく、「意識して物事に集中する能力」と「なにも考えない能力」の2つを高めてくれるところです。

メンタリストDaiGo(2019) 最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法 P.178より引用

しっかり休めるからこそ集中できる。

なにごとも緊張と緩和の両方が大切なのです。

ポモドーロ・テクニックは、なにも考えない力を鍛え、あなたを自然と休みじょうずにしてくれます。

なにもしないクセがついてから、いつも頭がスッキリしてます!

ポモドーロ・テクニックの方法

ポモドーロ・テクニックの方法はカンタン!

次の3ステップだけです。

  1. 準備をする
  2. 25分作業に集中する
  3. 5分休憩する

1つずつ詳しく解説していきます!

準備をする

ポモドーロ・テクニックの効果を最大限発揮するために準備はもっとも重要。

次の2つのことを準備しましょう。

  • 取り組みたいタスクを決める
  • ジャマが入らない環境を整える

まずはポモドーロ・テクニック中に取り組みたいタスクを決めましょう。

25分の作業中は1つのタスクしか取り組んではいけません。

そのため、その日に終わらせたい順に優先順位を決めておくとよいでしょう。

次に、ジャマが入らない環境を整えます。

具体的には、スマホの通知をOFFにする、デスク周辺の余計なものを片付ける周りの人に宣言するなどです。

25分作業に集中する

準備ができたらいよいよポモドーロ開始!

25分タイマーをセットし、ひたすら1つの作業に集中しましょう。

5分休憩する

25分のタイマーが鳴ったら5分休憩。

どんなに作業が中途半端な状態でもすぐに手を止めて休みましょう。

お茶を飲む、目をつむる、ごろんと寝転ぶ、外を眺めるなど、とにかくボーっと過ごすことが大切です。

このときスマホチェックは厳禁です。

25分作業→5分休憩を1ポモドーロといい、4ポモドーロしたら15分~30分の長めの休憩を入れましょう。

ポモドーロ・テクニック よくある質問

25分作業→5分休憩じゃないとダメ?

自分に合ったサイクルであればOK!

ポモドーロ・テクニックは25分作業→5分休憩がもっとも一般的ですが、必ずしもこの時間でなければいけないわけではありません。

自分にピッタリのサイクルにアレンジしてOKです。

40分作業→10分休憩、なかには90分作業→20分休憩が合っているという人もいます。

ただし、集中モードに入るまでにはある程度の時間が必要なので、作業時間は最低25分以上に設定しましょう。

また、ポモドーロ・テクニック中は途中で時間をコロコロ変えないこと。

もっとも大切な休息を脳が逃してしまいます。

1度に4ポモドーロやらなきゃいけないの?

ムリに4ポモドーロする必要はありません。

ポモドーロ・テクニックは最長で1回に4ポモドーロが可能というだけで、ムリにする必要はありません。

たとえ2ポモドーロでもその効果はあります。

少しずつでも取り入れてみてください。

途中で作業を中断してしまったらどうする?

タイマーをリセットしてください。

どんなに気をつけていても、途中で関係ないことが浮かんで、作業を中断してしまうこともありますよね。

そんなときはタイマーをリセットし、また1ポモドーロから始めましょう

とはいうものの、せっかくのポモドーロをリセットするのはテンション下がります・・・

そんなあなたにオススメなのがメモを活用すること!

作業の中断になりそうなことを思いついたら、すぐにメモに残しておき、気持ちを作業に戻します。

そしてメモに残したことについては、ポモドーロが終わってから考えるようにしましょう。

私はメモの活用でポモドーロ・テクニックの中断率が一気に下がりました!

ポモドーロ・テクニックの前にまず朝起きられない。

そんな方はこちらの記事をどうぞ。

朝の勉強が眠い原因は「夜」!スッキリ起きる5つのコツとは?

ポモドーロ・テクニックに使えるツール

ポモドーロ・テクニックに使えるツールは大きく分けて3種類あります。

  • アプリ
  • Webツール
  • 物理タイマー

それぞれのオススメをご紹介します。

自分に合ったもので始めましょう。

オススメアプリ

Focus To-Do
Focus To-Do – Pomodoro Technique & Tasks (focustodo.cn)

Focus To-Do
オススメポイント
  • 幅広いデバイスに対応
    (Windows、MacOS、Android、iPhone、iPad、Apple Watch、Google Chrome)
  • 「25分・5分」以外にも設定できる
  • 履歴レポートが見られる
  • 繰り返しスケジュールで習慣化できる
  • 細かなタスク管理ができる

ポモドーロ・テクニックに必要な機能はすべて網羅しています。

正直、アプリ派ならこれを選んでおけばまちがいありません。

有料版はタスクの設定数が無制限、複数端末で同期ができるなどありますが、無料版で充分です!

オススメWebツール

Pomodoro Tracker
The Pomodoro Tracker – ポモドーロ・テクニックに基づいたタイムマネジメントツール (pomodoro-tracker.com)

ポモドーロトラッカー
オススメポイント
  • インターネットを通じてブラウザ上で利用できるためダウンロード不要
  • 「25分・5分」以外にも設定できる
  • ToDoリストの作成ができる
  • ユーザ登録すればデータを保存できる

まずはポモドーロ・テクニックを試したいならこれ!すぐに使えます!

オススメ物理タイマー

スマホアプリだと気が散って集中できない!

そんなあなたはタイマーの購入がオススメです。

使いやすくて人気の3種類をご紹介します。

TickTime

オススメポイント
  • 倒すだけでスタート
    タイマーセットやスイッチがない
  • 基本設定の3、5、10、15、25、30分以外にも好きな時間に設定可能
  • 充電式。フル充電で10時間ほど持つ
  • アラーム音量は5段階、ミュートも可能
  • デザインがカッコイイ
気になるポイント
  • 価格が高い(6,000円前後)

コンパクトでミュートも可能!
図書館やカフェでも大活躍!

TIME TIMER

オススメポイント
  • ダイヤルをまわすだけの時間設定でカンタン
  • 時間が目に見えてわかりやすい
  • ジャマにならないカチカチ音
  • アラーム音のON/OFFが可能
気になるポイント
  • 秒単位では測れない
  • 消音にすると終わったことに気づきにくい
  • 電池式

アナログ感がカワイイ!

TimeCube

オススメポイント
  • 測りたい時間を上にして置くだけでスタート
  • 時間セットの手間がない
  • 3種類の音と消音から選べる
  • 見た目がカワイイ
気になるポイント
  • 持ち運ぶには少し大きい
  • 決められた時間しか測れない
  • 電池式

色によって測れる時間がちがう!
5・10・20・25分の赤がオススメ!

まとめ

25分作業→5分休憩だけで、集中力UP、疲れ知らず、さらに休憩じょうずになれるポモドーロ・テクニック。

「本当にそんな効果ある?!」と思うあなたにこそ試してほしいです。

きっと1週間続けるだけであなたも「ポモドーロ・テクニックで人生が変わった!」と実感することまちがいなしです。

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