英会話講師オススメ!子供を英語好きにさせる3つの方法とは?

私が英語で苦労したから、この子には好きになってほしい。

英語教室に通わせているけど、自分から勉強してくれない。
英語が好きになる方法なんてあるの?

このように悩む人は少なくないです。

私は子供英会話講師4年目ですが、多くの保護者からこのような声をいただきます。

英語は1度苦手意識を持つとなかなか好きにさせるのは難しい教科です。

本格的に勉強になる中学までに、いかに好きにさせるかが重要です。

そこで今回は、こどもに英語を好きにさせる3つの方法をご紹介します。

英語は身近な存在だと思わせる

英語ができないのは当たり前。
できたらかっこいい憧れの存在!

英語が話せるなんてすごい!

もしこんな風に思っていたら、
あなた自身の意識を変えるところから始めましょう。

いまや英語が話せるのは特別なことではありません。

よく考えると友達の友達くらいには日常会話ができる人がいませんか?

身近に話せる人なんていない。
英語は特別。

そんなあなたは世界に目を向けてみましょう!

世界の人口は約73億人。

そのうち英語を日常的に使う人は約15億人もいます。

なんと5人に1人は英語を話す世の中。

さらに、そのなかの
ネイティブスピーカーはたったの25%ほど!

世界のほとんどの人は、私たちと同じ第二言語として英語を話す人たちなのです。

そう思うと英語が話せるのは特別じゃないと感じませんか?

英語が話せるのは特別じゃないことはわかった。
でもどうやったらこどもに身近な存在だと思ってもらえるの?

1.こども向け英語番組を見せる
大人にもこどもにも身近なTVから英語に触れさせるのがいいでしょう。

Eテレでは副音声すると英語になるアニメがいくつかやっています。

代表的な番組をご紹介します。

アニメは英語が理解できなくても視覚から内容がわかりやすく、気軽に楽しめます。

まずはTVから始めてみましょう。

2.YouTubeを活用する
スマホさえあればいつでも無料で楽しめるYouTube。

「YouTube 子供 英語」と検索するこどもが楽しめるコンテンツがたくさん出てきます。

YouTubeのいいところは1番組5~15分くらい短いものが多く、
こどもの観すぎを防げるところ。

いくつか試して楽しめるものを探しましょう。

またYouTubeには英語の歌もたくさんあります。

小さいこどもは音楽やリズムが大好き!

歌がきっかけで「英語って楽しい」と思う子もいます。

オススメはこちらをご覧ください。
【プロが厳選10曲】子供がハマる英語の歌&効果的な活用法

3.ディズニー映画を見せる
ディズニー映画は大人気!使い方によっては英語を身近に感じるいいきっかけになります。

ただし、どの作品を選ぶかには注意が必要です。

英語学習のための映画選びのポイント
  • 出てくる単語やフレーズが難しすぎない
  • 会話スピードが速すぎない
  • 挿入歌が楽しい

ポイントをふまえたおススメの3作品をご紹介します。

アナと雪の女王

トイ・ストーリー

塔の上のラプンツェル

1回目は日本語音声で楽しみましょう。

それから英語音声、日本語字幕にするとムリなく英語にふれられます。

4.外国のお菓子を食べてみる
お菓子大好きなこどもにはピッタリの方法。

外国のお菓子は日本のものと異なり甘さが強かったり、色がとてもカラフルだったり、独特さを感じるものが多いです。

こんなお菓子があるんだ!
どんな国だろう?

と海外に興味を持つきっかけになるかもしれません。

ここでは定番お菓子をご紹介します。

1.ショートブレッド(イギリス)
イギリス、スコットランドの伝統的なお菓子。

市販のものではウォーカー(Walkers)社が有名です。

クッキーとの違いを感じるのも楽しいですよ。

2.ハーシーチョコ(アメリカ)
アメリカ発祥で大人気のハーシー(Hershey)。

日本のチョコとはひと味違います。

私は最初食べたとき「なにこれ?」と思いました。

3.ティムタム(オーストラリア)
オーストラリア人なら知らない人はいないTimTam。

私はオーストラリア留学中、しょちゅう友達と食べていたお菓子です。

日本のチョコと比べてとにかく甘い。一度食べたらやみつきになる人もいます。

オーストラリア留学に関してはこちらもどうぞ。
経験者が語る/オーストラリア留学のメリット・デメリット

このように、英語を身近な存在に感じさせる工夫はたくさんあります!

楽しそう、取り入れられそうなものからやってみましょう!

親が英語を楽しむ

こどもは想像以上に親を見ています。

親が興味を持つことや楽しんでいることには自然と興味を示します。

親がやっているスポーツをこどももやるケースは多いですよね。

一方、苦手やキライと思っていることからは無意識のうちに遠ざかろうとします。

だからこそ、親が英語を楽しむ姿を見せることがとても大切なのです。

そんなこと言われても、
私英語できないし。

大丈夫!

英語ができないなら、今からこどもと一緒に始めてみましょう!

むしろ英語が初心者の親の方が

なんでこれもわからないの?

と上から目線にならずイライラしなくてすみます。

一緒に始めることで、こどもの吸収力の高さに感動できるかもしれません。

発音がヘタだからこどもに聞かせたくない。

これも心配しなくて大丈夫!

子どもはモデルとすべき発音とそうでない発音を自然に区別することができるからです。

白井 恭弘弘(2012).『英語教師のための第二言語習得論入門』.大修館書店 P91.94より引用

多少、先生の発音が悪くても、それ以外にALTや、視聴覚教材によって、ネイティブもしくはそれに近い発音を聞く機会が十分に保証されれば、子どもは正しい発音を身に付けることが可能だということです。

白井 恭弘弘(2012).『英語教師のための第二言語習得論入門』.大修館書店 P.94より引用

親の発音が悪い場合、こどもは自然とマネする対象から外すことがわかります。

なんだかうれしいような悲しいようなですが。

やっぱりどうしても英語が楽しいと思えない

人の興味はそれぞれ。

楽しいと思えないのは仕方がないです。

ただ、こどもの前で英語に対するネガティブ発言だけはやめましょう。

まちがいを指摘しすぎない

英語教育に熱心な親ほどやりがちなのが「過度なまちがいの指摘」。

過度な指摘はこどもの「英語好き」をうばう原因になります。

なぜならこどもが英語を親に聞かせるのは「認められたい」と承認欲求を満たしたいから。

多少、発音や言い方が間違っていても

おー!よく知っているね!

と褒められると認められたと思い、こどもはどんどん英語を楽しみます。

指摘しないとまちがったまま覚えちゃうんじゃないの?

間違えていたら、正しい単語で追いかけましょう。

スパレッリー!

そうだね!spagettiだね!

このとき

ちがうよ!spagettiでしょ。

このように否定はしないこと。

まちがった言い方は発達段階で仕方ないことが多いので、続けていくと自然と正しく言えるようになります。

この時期は正しさよりも楽しさを優先に考えましょう。

まとめ

こどもを英語好きにさせる方法をご紹介してきました。

まずは親の意識を変えるところから。

「英語は身近な存在だ」と親が理解してから、こどもと楽しめる工夫をしてみましょう!

でももしこどもが英語に興味を持たなかったら、それは仕方がないことです。

その子はきっとほかにやりたいことがあるはず。

ぜひやりたいことを応援してあげてください。

もしかしたらこの先英語に必要性を感じたり、興味を示すときがくるかもしれません。

決して「英語やりなさい」と強制はしないように。

さらに英語嫌いになるだけです。

今回の方法で少しでも英語に興味をもつ子が増えることを願っています。

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