
座りっぱなしで腰痛がつらい!スタンディングデスクに興味があるけど、どれがいいかわからない!

スタンディングデスクが腰痛の原因になるとも聞くけど、実際のところどうなの?
スタンディングデスクに興味がある方は、さまざまな情報にまどわされますよね。
私は言い切ります!
スタンディングデスクで腰痛は改善します!
なぜなら、私自身、座ってられないほどの腰痛が、スタンディングデスクのおかげで完治し、今では1日5時間のパソコン作業も余裕でできるほどに改善したからです。
この記事では、スタンディングデスクの効果や正しい使い方など、体験談をまじえながらご紹介します。
スタンディングデスクで腰痛が完全に治った!

まずは私の体験談をご紹介します。
私は1年ほど毎日2~3時間座ってブログを書いていました。
ある日いつものように作業していると

ん?なんか腰が痛いぞ?!
と違和感。
痛みの種類は腰から脚にかけてのジンジン、ジワジワの鈍痛。
痛みはどんどんひどくなり、10分以上座ってられない、寝転んでもダメ、ついには夜痛くて起きてしまうほどになりました。
病院に行くと

仙腸関節障害ですね。
との診断。
骨盤の骨である仙骨と腸骨の間にある関節(仙腸関節)に痛みを生じる疾患。骨盤に左右非対称に力を加え続ける、同じ姿勢を長時間続けることが1つの原因と考えられている。
診断の際、先生から座りっぱなしを指摘され、それがきっかけでスタンディングデスクの購入を決意!
翌日Amazonでポチりました。
それから約2ヵ月後、

全然腰が痛くなーい!
むしろ前より集中力が続くし快適!
スタンディングデスク最高!
なんと腰痛が完全に治りました!
またスタンディングデスクを使ってから、明らかな集中力の持続や作業効率UPまで実感。
もうスタンディングデスクなしには生きていけません!
ネットには
「スタンディングデスクは腰に悪い」
「スタンディング効果ない」
との情報もありますが、その多くは使い方を間違っていることが原因。
ではここから、座りっぱなしがダメな理由、スタンディングデスクの効果や正しい使い方などを詳しくご紹介します。
なぜ座りっぱなしが腰痛につながるのか?

そもそもなぜ座りっぱなしが腰痛につながるのでしょうか?その理由は2つ。
- 腰に負担が集中する
- 血行が悪くなる
1.腰に負担が集中する
私たちは普段立っているとき、腰以外にもひざや股関節、足首などに体重の負担が分散されています。
しかし座り姿勢は立ち姿勢とくらべて腰への負担が40%も増加することがわかっています。
さらに猫背で首が前に出るような悪い姿勢になると、その負担は95%にも増加!
負担がかかったまま座り続けることが腰痛につながるのです。
参照元 https://www.chips-shop.com/inkpedia/4301/
2.血行が悪くなる
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、全身に血液を送るポンプのような役割をしています。
座りっぱなしでふくらはぎを使わないと、血行が悪くなり乳酸という疲労物質がたまります。
この乳酸が筋肉を硬くこわばらせて痛みを感じさせるのです。
そして硬くなった筋肉は血管を圧迫し、さらに血行が悪くなって痛みが増すというように、悪循環をくりかえします。
参考元 筋肉疲労による血行不良タイプ|慢性的な腰痛|原因チェック|眼精疲労・肩こり・腰痛を考えるナボリン倶楽部 (nabolin.com)
このように、座りっぱなしによる「腰への負担の集中」と「血行の悪さ」が腰痛を引き起こすのです。
では次に、「腰痛改善だけでない、スタンディングデスクの効果」をご紹介します。
腰痛改善だけでない!スタンディングデスクの効果

腰痛改善以外のスタンディングデスクの効果は2つ。
- 集中力がUPする
- 頭がよくなる
1.集中力がUPする
ここ数年は臨床データも多く、テキサスA&M大学に実験によれば、スタンディング・デスクで授業を受けた小学生は作業の達成度が12%上がり、子ども同士の私語が減ったうえに、グループディスカッションへの積極性も改善しました。
メンタリストDaiGo(2019) 最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法.株式会社学研プラス P237より引用
12%の達成度アップは、集中力が1時間あたり7分ほど伸びた計算になります。
個人的にも集中力UPの効果を実感しています。
私はもともと集中力がなく、すぐ気が散ってスマホを見たりダラけるタイプ。
そんな私が今では、毎朝3~4時間集中してブログや勉強ができています。
気がつくと

え?もう12時!
4時間経ってた?!
と感じることもしばしば。
集中力UPを期待してスタンディングデスクを始めたわけではないので、思わぬ効果におどろきしかありません。
2.頭がよくなる
さらに長期の研究では、スタンディング・デスクで頭が良くなったとの報告も出ています。こちらは高校生を対象にした実験で、24時間、立ったまま勉強を続けさせたところ、大半の生徒は認知テストの成績が上がり、脳の実行機能にも改善が見られました。
メンタリストDaiGo(2019) 最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法.株式会社学研プラス P237-238より引用
(中略)
被験者の脳を調べたところ、スタンディング・デスクを使った生徒は前頭葉の血流が上がっていました。人間の足は心臓に血液を送るポンプのような働きをしますから、立ちながらの勉強で脳にも血がめぐりやすくなったのでしょう。
前頭葉は注意力や記憶力をつかさどる部分。
社会人であれば、作業効率のUPやうっかりミスの軽減などの効果が期待できます。
このように、スタンディングデスクには腰痛改善だけでなく「集中力UP」や「頭がよくなる」というなんともうれしい効果もついてきます。
ただし、これらの効果はスタンディングデスクを正しく使ったらの話。
使い方をまちがえると、ほしい効果が得られないだけでなく、腰痛をより悪化させる可能性があります。
そこでここからは、スタンディングデスクの正しい使い方をご紹介します。
スタンディングデスクの正しい使い方
- パソコン画面は目線よりやや下
- 両足で均等に立つ
- 定期的に休憩を入れる
1.パソコン画面は目線よりやや下
スタンディングデスクを使う上で最も重要なことは「正しい高さで使うこと」。
なぜなら、高すぎや低すぎは首や腰への負担になり、かえって腰痛を悪化させるからです。
正しい高さとは、まっすぐ立ったときにパソコンの上部が目線より少し下にくること。
よくわからない方はひじに注目。
キーボードに手を置いたときに、ひじが90度になる位置が正しい高さです。
2.両足で均等に立つ
スタンディングデスクを使い始めのころは特に足が疲れやすく、無意識のうちに片足重心になりがち。
片足重心は骨盤のゆがみを引き起こし腰痛の原因になります。
立つときは両足を肩幅に開き、左右均等に体重をのせましょう。
そして足が疲れてきたと思ったら、ムリせず座り作業に切り替えるのもコツ。
足の疲れの軽減や冷えの予防にはマットが効果的!
マットのあるなしで疲れ方が全然ちがいます。
価格:2,020円~
幅:60cm
奥行き:40cm
厚さ:1.5cm
特徴:すべり止め&防水
洗濯機で洗えて色落ちしない
価格:4,950円~
幅:75cm
奥行き:50cm
厚さ:2cmと2.5cmがある
特徴:すべり止め&防水
汚れがすぐ取れる
3.定期的に休憩を入れる
いくらスタンディングデスクが効果的とはいえ、同じ姿勢でずっと作業するのはキケン。
筋肉が緊張し腰痛を引き起こす原因になります。
作業時間が30分以上続く場合、必ず休憩をはさみましょう。
オススメの休憩タイミングは
「ポモドーロ・テクニック」を使うこと。
- 1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって発案された時間管理術
- 25分作業→5分休憩をくり返すこと
- 集中力の維持・疲労の抑制・生産性の向上の効果がある
ポモドーロ・テクニック – Wikipedia
スマホ禁止。脳が休まらず疲れを感じやすくなるから。
「ストレッチ・遠くを見て目を休める・瞑想をする」がオススメ。
ポモドーロ・テクニックの効果はスゴイです!
集中力の維持はもちろん、4時間連続でパソコン作業をしたあとでも

あー疲れたー!
なんかダルくて肩が痛い。
が起こりません。
私は今ではポモドーロ・テクニックなしには作業はできないほど、毎日お世話になっています。

でも25分→5分の時間管理なんてできないよ。

専用アプリがあります!
【Focus To-Do】
Android/iPhone対応

Focus To-Do: ポモドーロ技術 & タスク管理 – Chrome ウェブストア (google.com)
ポモドーロ・テクニック専用の無料アプリ。
データはクラウドでバックアップされ、パソコンやタブレットなどで動機が可能。
タスクを実行することで植物が育ち成長していくシステムは、モチベーションアップにも貢献。
スタンディングデスクの正しい使い方がわかりましたね。
パソコンの画面を目線よりやや下にセッし、両足で均等に立ち、定期的に休憩を入れれば、あなたの腰痛改善も目の前です!
それではここからは、オススメのスタンディングデスクをご紹介します。
腰痛改善にオススメのスタンディングデスク
スタンディングデスクを選ぶ際には2段階のステップがあります。
ステップ1:机タイプ?卓上タイプ?
- 机タイプ
→今机を持っていないなら - 卓上タイプ
→今使っている机の上にのせて使う
現在使っている机がある方は卓上タイプがオススメ。
なぜなら卓上タイプは値段が手ごろで移動がしやすいから。
ただ、現在使っている机がない方には机タイプがいいでしょう。
ステップ2:高さ固定?昇降式?
- 高さ固定タイプ
→高さを変えられない - 昇降式タイプ
→高さを自由に変えられる
昇降式一択です!
特に腰痛の方は、使いながら自分にベストな高さに調整することは必須。
高さ調節できないスタンディングデスクの購入はギャンブルといってもいいでしょう。
ステップ1と2をふまえ、私のオススメは

卓上タイプか机タイプで昇降式!
ではここからオススメのスタンディングデスクをご紹介します。
【卓上タイプ×昇降式】
タイプ:卓上×昇降式
価格:9,888円~
天板の広さ:65.3cm×40.3cm
高さ:6cm~40cm
本体重さ:5.3kg
耐荷重:10kg
私が実際に使っているスタンディングデスク。使いやすく安定感バツグンなのに1万円以下!
高さ調節はレバー1つで力がいらず、
女性にもカンタンに上げ下げできます。
広さはノートパソコンと本1冊が置けるくらい。パソコン以外に物を置く必要がない方にはピッタリです。
タイプ:卓上×昇降式
価格:16,800円~
天板の広さ:79.5cm×54cm
高さ:3.7cm~40.7cm
本体重さ:10.8kg
耐荷重:10kg
天板が広くゆったり使えるのが特長。
たたむと3.7cmと超薄型になるため、座り作業に切り替えても高さを気にせず使えるのがうれしいです。
左右のレバーを引くだけのシンプル昇降で、高さは12段階に変えられます。
ただ重さが10kgあるため、ひんぱんに移動させたい方には向かないかも。
【机タイプ×昇降式】
タイプ:机×昇降式
価格:19,800円
天板の広さ:95cm×52cm
高さ:69.5cm~106cm
本体重さ:19kg
耐荷重:10kg
ストッパー付きキャスターで移動ができるスタンディングデスク。
天板の高さはレバーを引くだけで、カンタンに無段階調節できます。
さらに天板下には高さ4.8cmのA4サイズが収まる収納棚つき。
スマホや資料などすぐに使いたいけど視界に入るのはジャマなものが収納できるすぐれもの。
ただ高さが106cmまでなので、175cm以上の方には低すぎる可能性があります。
まとめ
スタンディングデスクが腰痛に効果的なことがわかっていただけましたか?
さらに腰痛改善だけではなく、集中力UPや頭がよくなるなんてうれしいですよね!
ただし、使い方には注意。
- パソコン画面は目線よりやや下
- 両足で均等に立つ
- 定期的に休憩を入れる
この3点だけは気をつけてください。
今回ご紹介しているスタンディングデスクはどれも使いやすく価格もリーズナブル。
ぜひ見くらべて、これだと思うものがあったら早速試してみましょう。
使い始めて1~2か月で腰痛改善効果が出てきますよ。
1日でも早くあなたの腰痛がスッキリしますように・・・
参考文献はこちら↓
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